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歌唱力とは

歌唱力、すなわち「歌の上手さ」は、いくつかの要素が組み合わさることによって決まります。
まず、その人がどれだけ音の高さをコントロールできるかという点がポイントになります。
これは「音域」と呼ばれる要素で、歌唱力の根幹をなす部分でもあります。
一般に音域が広ければ広いほど「表現力が豊か」だということになりますから、歌を上手く歌うための第一条件といっても過言ではないでしょう。
事実、プロの歌手は音域の広さをアピールすることで、その魅力を前面に押し出そうとします。
逆に、音域が狭い場合は、高い声が裏返ってしまうなど様々な問題が生じます。

音域が歌い手の個性を表す要素だとすると、その魅力を支える背骨となるのが「声量」です。
ただ単に「声が大きいかどうか」というだけではなく、声の力強さや響きが重要になります。
換言すれば「声質」という言い方もできるでしょう。
高くて綺麗な声、低くて安定感のある声、それぞれの声質に応じた選曲も重要です。

歌と喋りを隔てる要素は「リズム」にあります。
いかにリズムを把握し、曲の流れに乗るかによって、歌の性質が大きく変わってきます。
特にアップテンポな曲に関しては、リズムをコントロールしない限り歌いこなすことは困難でしょう。

歌に「情緒」を加味できるかどうか、これがプロとアマチュアの最終的な分かれ目だといわれています。
端的にいえば、「感情を込めて歌う」技術の有無が、歌唱力を決める大きな要素となります。
どんなに楽譜に忠実に歌えても、感情がこもっていなければ心には響きませんし、逆にいえば、音程が多少ズレていても、感情の入った歌は聞き手を魅了します。

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